ひまわり畑に 風立ちぬ いざ生きめやも ~座間ひまわり紀行2013編~




 宮崎駿監督の「風立ちぬ」を見た翌日、

 神奈川県座間市のひまわり畑に出かけたら、風が吹いていた。

 ひまわりが、揺れる、揺れる。こんなに揺れたひまわりを見たのは初めてだった。

 前日、映画の中の風の表現から

 (「風立ちぬ」の中で、風は生き物のように描かれている。

 ところどころ物の怪のようでもある)

 風に対して、畏敬の念を感じていたので、

 普段なら撮りづらい!とイラつくところも、妙に自然に

 (当たり前のこととして)、受け入れることができた。

 ひまわりの花が風に吹かれて靡く様が可愛らしく、楽しく感じたほどである。


 この揺れる様を、1枚の絵で完結してしまうのはもったいなく感じたので、

 スライドショーの動画を作ってみた。

 小田急座間駅から、私の好きな「トトロ神社」を通って座間会場へ向かう道のりと、

 座間会場でのひまわりの様子が収められている。

 夏の夜長にでも、目にしていただけると幸いである。








 ちなみに、座間ひまわり畑の座間会場は21日水曜日(今日です!)から

 ひまわり祭りも始まるので、動画を見て少しでも興味を持たれた方は、

 ぜひ足を運んでいただきたいと思う。

 可愛いひまわりが待っています。


 風に吹かれて。あなたに号令をかけるかもしれない。

 「風立ちぬ いざ生きめやも」、と。


 




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※堀辰雄の風立ちぬの説明はこちら
(宮崎映画の風立ちぬでもポールヴァレリーの原詩が引用されている)

堀 辰雄著『風立ちぬ』

風立ちぬ「企画書」